こんにちは。
今回は早漏を改善する方法を徹底的に解説します。
早漏に悩んでいる男性はぜひ参考にして下さい。
早漏の3つのメカニズムとは
早漏になってしまうのには3つのメカニズムがあります。
ここではその3つのメカニズムについて、詳しく解説していきます。
器質性早漏:刺激に耐性がない
早漏の原因として刺激に耐性がないことが挙げられます。
過敏性早漏とも呼ばれており、早漏の中でも一番多い原因です。
ペ◯スに対する刺激の耐性がないことで、少しの刺激ですぐ射精してしまうのです。
この症状が多く見られるのは主に若い男性。
若い男性は性行為の経験が少ないため、ペ◯スへの刺激に慣れていません。
そのため刺激に耐えられず早漏になってしまうんです。
また包茎の方も早漏気味の方が多いです。
包茎は普段、亀頭が皮に覆われている状態。
女性と性行為をする際には、皮を剥いて亀頭を露出させる必要があります。
そのため包茎の方が性行為をすると、普段感じていない刺激を亀頭に加えられるので、すぐに果ててしまうのです。
実際に中国の大学が行った早漏男性の感度を計る実験では、早漏の方は通常の男性と比べて刺激に対する反応が過敏であることが分かっています。
この実験結果からも、ペ◯スに対する刺激の耐性のなさは早漏の原因となっていることが分かります。
心因性早漏:不安やトラウマ
不安やトラウマが早漏の原因になることもあります。
過去の性行為で早く射精してしまうと「次も早く射精したらどうしよう」と不安になり、セロトニンが不足します。
セロトニンは心のバランスを整えてくれるホルモン。
セロトニンが不足していると興奮物質の分泌を抑えられなくなってしまいます。
その結果、射精がしやすくなってしまうのです。
また過去のトラウマだけではなく、日々の人間関係や仕事などのストレスも早漏の原因になります。
ストレスはセロトニン不足の原因。
実際に中国の大学が行った実験では、うつ病の方は早漏になるリスクが高いことが確認されています。
つまり早漏は不安やトラウマなどの、心因的な原因でも起こるものなのです。
衰弱性早漏:PC筋の衰えによる早漏
PC筋の衰えは早漏の原因になります。
PC筋とは肛門とペ◯スの中間あたりに位置する筋肉。
主な役割は排泄のコントロールです。
またPC筋には排泄だけではなく、射精をコントロールする役割も持っています。
つまりPC筋が衰えていくと、射精を上手くコントロールできなくなってしまうんです。
実際にイタリアで行った実験では、PC筋を鍛える運動を12週間行わせたところ、40人のうち33人が射精に至るまでの時間を大きく伸ばすことができたと報告しています。
筋肉は歳を重ねる毎に衰えていきます。
そのためPC筋が原因の早漏は40代以降の男性が多いです。
しかし若い男性でも、デスクワークで作業を行う人は要注意。
長時間椅子に座ることでPC筋の衰えに繋がります。
加齢やデスクワークが多い人などが早漏の場合、PC筋の衰えを疑いましょう。
早漏を防ぐ仕組みについて
早漏を防ぐ仕組みとしてはそれぞれのタイプによって異なります。
早漏の原因は、刺激に耐性がないこと、不安やトラウマがあること、PC筋が衰えていることの3タイプ。
刺激に耐性がないことで起こる早漏は、ペ◯スが刺激に慣れていないことから起こります。
つまりこのタイプの原因の早漏は、ペ◯スへの刺激を慣れさせてしまえば良いのです。
また刺激自体を弱まらせるのも有効的です。
次に不安やトラウマが原因で早漏になってしまうタイプ。
このタイプの原因の早漏は、セロトニン不足で起こることが多いです。
そのため薬を服用することで、セロトニンの働きを強くするのが効果的です。
最後にPC筋の衰えで早漏になってしまうタイプ。
このタイプは非常に単純で、早漏を防ぐ方法としてはPC筋を鍛えること。
衰えてしまったPC筋を鍛え治すことで早漏が解決します。
早漏改善の方法
早漏の改善方法にはさまざまなものがあります。
ここでは7つの早漏改善方法を紹介します。
早漏改善方法1:刺激に慣れる
刺激に慣れさせることで、早漏改善が期待できます。
早漏の原因として一番多いのが、刺激に対して耐性がないこと。
つまり刺激に慣れさせてしまえば、早漏は改善できます。
具体的な方法としては、ホールで刺激に慣れさせるのがおすすめです。
最近のホールはとても性能が良く、女性器の感覚に非常に近づけています。
つまりホールで刺激に慣れさせることで、女性器での刺激に慣れることができるんです。
性器具会社で有名なTENGAでは早漏改善のためのホールを出しています。
その名もトレーニングカップ。
Levelが1〜5まであり、徐々に刺激が強くなるように作られています。
そのため自分の感度に合わせて使用することが可能です。
家でオナホを使える環境なら、こちらのトレーニングカップの使用をおすすめします。
早漏改善方法2:行為の前に出す
行為の前に射精しておくことで早漏を防ぐことができます。
早く射精してしまうのは精液が溜まっているから。
行為前に射精しておくことで、睾丸に精液が溜まっていない状態にできます。
その結果、射精するまでの時間を長くすることができるのです。
また事前に射精しておくことで、過度な興奮を抑えることができます。
過度な興奮は射精コントロールの妨げに。
一度出してリラックスすることで、射精がコントロールしやすくなります。
しかし性行為の直前に出してしまうと、肝心な時に勃たないという結果にもなり得ます。
それでは本末転倒。
自分の精力と相談しながら、出すタイミングをコントロールしましょう。
早漏改善方法3:厚めのゴム
厚めのゴムを使用することは、早漏改善に効果的です。
ゴムは避妊目的のアイテムですが、早漏改善にも役立ってくれます。
早漏の原因で多いのがペ◯スが刺激に慣れていないこと。
それならば刺激を弱くしてしまえば良いんです。
それに一役買ってくれるのが厚手のゴム。
ゴムが厚くなることで、ペ◯スへの刺激が低くなります。
実際に厚手のゴムを使用することで、約1.5~3倍もの時間、射精までの時間が伸びたという声もあります。
注意点としては信頼できるメーカーを選ぶこと。
通販などでは、聞いたことのないメーカーが安い価格で売っていることがあります。
しかし値段が安くても、品質が悪いものがほとんどです。
行為中に破けて妊娠してしまうなどのリスクがあります。
少々値段が高くても、信頼のおけるメーカーで購入しましょう。
早漏改善方法4:早漏スプレーやクリームの使用
早漏スプレーやクリームの使用で、早漏防止が期待できます。
ペ◯スへの刺激が慣れていない方におすすめの方法です。
早漏スプレーやクリームは局所麻酔成分が含まれており、ペ◯スの感度を下げてくれます。
特にリドスプレーというものが人気です。
リドスプレーは日本だけではなく、世界中で広く使用されています。
また尿道カテーテルの挿入時にも使われているので安全性も高いです。
リドスプレーの効果がでるのは20分後。
持続時間は2時間程度です。
そのため性行為の20〜30分以上前に噴射しましょう。
注意点としては感覚が麻痺してきたらちゃんと洗い流すこと。
ゴムを着用する場合は心配ありません。
しかしゴムを着用しないで性行為をする場合、パートナーの感度も落ちてしまいます。
挿入する前に必ず洗い流しましょう。
早漏改善方法5:スクイーズ法を実践
スクイース法を実践すれば、早漏改善の効果が期待できます。
スクイーズ法とは射精のコントロール力を鍛える方法。
刺激に慣れていないことが原因の早漏に効果的です。
やり方は簡単。
自慰をする時に射精直前までペ◯スに刺激を加えます。
射精をしそうになったら亀頭を抑えて射精を我慢。
これを数回繰り返します。
スクイーズ法によって射精のコントロール力を鍛えることで、射精までの時間を伸ばすことができます。
またパートナーが早漏に対して理解のある場合、パートナーと一緒にスクイーズ法をすることも可能です。
パートナーと行うやり方は、まず挿入中に射精しそうになったらペ◯スを抜きます。
ペ◯スを抜いたら女性の手で亀頭を抑えます。
再び挿入し性行為を再開。
これを数回繰り返します。
パートナーと行ったほうが、実際の刺激に慣れることができるので効果が高いです。
そのため出来ることなら、パートナーと一緒にスクイーズ法を実践することをおすすめします。
早漏改善方法6:PC筋のトレーニング
PC筋を鍛えることで、早漏改善の効果が期待できます。
早漏の原因の一つがPC筋の衰え。
PC筋は射精のコントロールに重要な役割を担っています。
つまりPC筋を鍛えることで、射精のコントロール力を上げることができるんです。
結果的に射精までの時間を伸ばすことができるようになります。
PC筋を鍛えるにはスクワットやケーゲル運動などがありますが、一番簡単なのが肛門を締める運動です。
やり方はとても簡単。
まず3〜6秒かけて肛門を締めていきます。
ゆっくりと閉じたら、その状態をキープ。
キープする時間も3〜6秒程です。
その後、力を抜いて3〜6秒リラックス
この動作で1セットです。
目標は1日1セット30回。
このトレーニングはどこでも簡単にできるのが特徴。
家にいるときや仕事中など、気づいた時に取り入れてみましょう。
早漏改善方法7:薬を飲む
薬を飲むことで、早漏を防止できる可能性があります。
早漏の原因の一つとも考えられるのが不安やトラウマ。
薬を飲むことで気持ちを落ち着かせ早漏改善の効果が期待できます。
精神を落ち着かせることで有名なのが、抗うつ剤です。
抗うつ剤はセロトニンを増やすSSRIと呼ばれる薬。
セロトニンが増えると精神を落ち着かせることができます。
特におすすめなのがプリリジーという薬です。
プリリジーは世界初の早漏治療薬。
交感神経を沈めて脳への過度な興奮を抑えることで射精時間を伸ばす効果があります。
実際にアメリカの臨床データではプリリジーを30mg服用したグループは2分47秒。
60mg内服したグループは3分17秒、射精時間を伸ばすことができたと報告されています。
プリリジーはヨーロッパを中心に40を超える国で認可されています。
そのため有効性と安全性は高いです。
しかしプリリジーは日本では認可されていません。
一部のクリニックでは購入できますが、近くにない時には個人輸入の必要があります。
個人輸入して使用した医療品は自己責任です。
使用する際は、細心の注意を払いましょう。
早漏改善方法8:カウンセリングを受ける
カウンセリングを受けることで、早漏の原因を特定させることができます。
早漏の主な原因は3つ。
刺激に慣れていないこと、不安やトラウマを抱えていること、PC筋が衰えていること。
この3つの内、自分がどのタイプに分類されているか分かれば対処可能です。
しかし早漏の原因が自分では分からないこともあります。
そこでおすすめなのがカウンセリングです。
メンズクリニックでは、無料でカウンセリングを行ってくれるところもあります。
そしてどういった治療方法が自分に適しているのかを教えてくれます。
必要な場合は適切な薬も処方してもらうことも可能です。
自分の早漏の原因が分からないという方は、カウンセリングを受けてみましょう。
早漏改善方法9:手術を受ける
手術を受けることで早漏が改善できます。
費用は掛かりますが非常に効果的な方法です。
主に行われる手術は包茎手術と、亀頭に薬剤を注入する手術。
包茎手術では余分な皮を切ることで亀頭を露出させます。
包茎は早漏の原因の一つ。
常に亀頭を露出させることによって、刺激に対する耐性をつけることが可能になります。
亀頭に薬剤を注入する手術では、亀頭の感じやすい部分に薬剤を注入して膜を作ります。
膜を作ることで、ペ◯スにかかる刺激が減少。
射精までの時間が長くなっていきます。
値段は10万円前後と決して安くありません。
他の方法を試してみたけどダメだった場合に、検討するのをおすすめします。
早漏は改善が可能
早漏に悩みを抱える男性は多いです。
成人男性の約3.5人に1人は早漏に悩んでいると言われています。
早漏になってしまうと自信を喪失してしまいます。
しかし正しい方法を実践すれば早漏は改善することができます。
そのために必要なのは早漏の原因を知ること。
原因が分からず悩んでいるという方は、カウンセリングを受けるのが効果的です。
自分でも分からなかった早漏の原因を特定させることができます。
原因が特定できたら、ぜひこの記事を参考にして早漏を改善してみてください。
早漏を改善してパートナーとより良い性生活を送っていきましょう。